ホワイトニング

 歯が着色する理由とは?なぜ歯は黄色くなってしまうのか?

ホワイトニング

日常の中で、ふとご自身のお顔を鏡で見た際に、「あれ?私の歯って黄色いかな!?みんなから歯が黄色いと思われていないかな!?」と思うことってありませんか?なぜ歯は黄色く着色してしまうのでしょうか?
現在はスマホアプリなどで写真を簡単に加工できますが、ふと過去に撮った写真を見たときに、周囲の方よりも自分の歯が黄色く見えてしまったり、意外とお口を大きく開けて笑うことができなくなってしまったりする方がいらっしゃいます。
ホワイトニングという手段で、このような悩みを解消し、周りを気にせずに大きな笑顔を作れるお手伝いをすることも、実は、歯科医院の大きな役目です。

 ホワイトニングで、歯を削ることってあるの!?

一言で“ホワイトニング”といっても様々な方法があります。世の中の一般的な歯科医院で行われているホワイトニング方法は「漂白(ブリーチ)」です。歯を削らずに、特殊な薬剤を用いて歯を白くします。
巷では歯を削って被せ物で歯を白くする方法をホワイトニングと呼んでいる歯科医院もありますが、正確には通常のホワイトニングとは異なりますし、学芸大学けいあい歯科クリニックのホワイトニングでは歯のブリーチを行っています。
当然のことながら、歯は削ると元の歯には戻すことができません。できればご自身の歯を削ることなく歯を白くする方が望ましいので、歯を削らないのはもちろんのこと、歯や歯ぐきに優しい薬剤を使用している歯科医院でホワイトニングをすると良いと思います。

 歯を着色の原因は4つ!

原因は4つ

歯の着色の理由は主に、下記の4つに分類されます。

(1) 日常的な生活の中で着色してしまった
(2) 加齢による変化
(3) 歯の神経を取ってしまったことで起こる変色
(4) 先天的な原因で着色してしまった

上記の中で、実際にホワイトニングでより効果を発揮できるのは「(1) 日常生活における着色」と「(2) 加齢による変化」なります。
「(3) 歯の神経を取ってしまったことで起こる歯の変色」の場合は、歯の中から白くする方法もございますが(ウォーキングブリーチ法)、審美的にしたいのであればセラミックなどの被せ物が最適であると思います。
また、着色が「(4) 先天的な原因」の場合でも、その着色の程度によっては、ホワイトニングで対応できるケースもありますのでぜひ一度、歯科医院にご相談にお越しください。残念ながら、着色の度合いが極めて強い場合は、セラミックなどの被せ物での対応をご検討されてもよろしいかもしれません。

 歯を自然な白さにする最適な方法とは?

歯を削らずに行えるホワイトニングには、①院内で行うオフィスホワイトニングと、②ご家庭で行うホームホワイトニング、の2種類があります。

オフィスホワイトニングって何?

いずれも歯科医院専用の薬剤を用いるのは変わりませんが、オフィスホワイトニングは診療室で短時間に白くする方法で、かなり刺激の強い薬剤であるため、歯ぐきへの一時的な痛みや日常においての知覚過敏などの副作用があります。なるべくそうならないようにするための工夫を学芸大学けいあい歯科クリニックでは行いますのでご安心ください。

ホームホワイトニングって何?

ホームホワイトニングは1日2時間程度、ホワイトニング専用のマウスピースに薬剤を入れたものを装着します。期間はおおよそ2週間程度です。就寝前のお風呂の時やテレビを見ている時間を利用してホワイトニングを手軽にできるものとなります。ただし、毎日2時間、2週間継続して行なっていただくものですから、面倒だと思われる方や就寝前の2時間がどうしても確保できない方はオフィスホワイトニングを選択された方が良いかもしれません。

 オフィスホワイトニングの特徴や・メリットとは?

ホワイトニング

オフィスホワイトニングは、ホワイトニング効果の出やすい歯科医院専用の薬剤を使うので、「短期間に、より自然な白さにできることが最大のメリット」です。院内で歯茎を専用薬剤できちんと保護し、できるかぎり痛みが生じないように配慮して処置します。もし知覚過敏でしみるなどの症状がありましたら、お申し出ください。専用のお薬をお渡しさせて頂きます(効果や症状は人によって個人差がありますので、予めご了承ください)。なお、色の後戻りが多少ありますので、白さを保つために定期的に継続してホワイトニングを行うことをお勧め致します。

オフィスホワイトニングの特徴のまとめ

⇒ 自然な白さからチョークのような真っ白な白さまでご希望に合った色味にできる。
⇒ 治療回数が少なくて済む(おおよそ1〜2回の施術)
⇒ 施術直後からすぐに白さを実感できる

 ホームホワイトニングの特徴や・メリットとは?

ホームホワイトニングの場合、ご自宅でホワイトニングを行うため、オフィスホワイトニングほどは真っ白にはなりません。但し、自然な白さになるため、十分にホワイトニング効果を実感できます。また、一度ホワイトニング用のマウスピースを作ってしまえば、歯科医院に頻繁に通う必要がないため、日常生活の負担がないことも魅力です。さらには、オフィスホワイトニングに比べて、薬剤の刺激が弱いものとなりますので、一般的には、歯ぐきの痛みや知覚過敏が出にくいと言われています(人それぞれ歯の組織の厚さが違ったり、感じ方が違いますので個人差があることは予めご了承ください)。

ホームホワイトニングの特徴のまとめ

⇒ 基本ご自宅で行うものなので、歯科医院に何度も通う必要がない
⇒ 色の後戻りが少ない(全くないわけではございません)

上記のようにオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つの方法にはそれぞれ利点・欠点がどちらにもあります。

より白さを持続させたい場合は2つのホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニングという方法もございますので、ぜひ一度、学芸大学けいあい歯科クリニックにご相談にお越し下さい(虫歯や歯周病の症状がみつかったり、知覚過敏等の症状が出やすい場合はホワイトニングをオススメしないこともございますのでご了承ください)。

 神経を取って黒ずんだ歯は、ウォーキングブリーチでホワイトニング!

設備

神経を取って黒ずんだ歯になってしまっている場合は、ウォーキングブリーチと呼ばれる、ホワイトニング方法によってホワイトニングをすることが可能です。基本的に神経を取ってしまった歯に表面に微細な穴を開け、その中に薬剤を入れて歯の表面に薬剤を浸透させて白くしていく方法です。

根の治療(根管治療)をまだしていない場合は、まず先に根管治療を行い、終了後に治療の際に開けた穴の中にホワイトニング専用の薬剤を入れて歯の中から白くしていきます。ただし、神経を取っている歯は非常にもろい歯であるため、噛むときの力を受ける歯(特に臼歯などの奥歯)は割れたり、亀裂が入ったりする可能性があります。詳しく診察を行い、もし、歯が割れたり、亀裂が入ったりするリスクがある場合は、セラミック素材などの被せ物をオススメさせて頂くことがございます。

 

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